［写真No：a (1)］

　史家・鳥居民氏に「中国の民主化のために独裁と戦ってきたオピニオン誌と評された香港の月刊誌『争鳴』です。

　2015(平成27)年９月号の記事の中から

・“天津大爆炸背後的政治博弈”
＝『天津大爆発背後の政治的駆引き』

という見開き２ページの記事を紹介します。


［写真No：a (2)］

　中共の危険物の保管について大きな疑問と謎を提起することとなったこの大爆発事故は、2015年(平成27年)８月12日に発生しました。

　中国政府の発表では、160人以上が死亡、負傷者700人超。
　一方、メディアの報道では、保管されていた約40種類、3,000㌧の化学薬品の中には、爆薬の原料やら、水に触れると爆発する物質も有ったということで、現場に生じた直径100mもの巨大な穴が事故の恐ろしさを如実に表わしていました。

　これだけの大事故ですから、当然、李克強首相も現地入りすることになるわけですが、この時に現地から「李克強は手指党…なる情報が伝えられ、「すわ、共産党の分裂か！？・・・と。

［写真No：youtube］

　　かねてからささやかれている習近平と李克強の仲説…

　習が李と目を合わそうとしないとか、李が演説を終えても拍手をせずにお茶を飲んでいる等々は下世話な話ですが、実務的に、首相としての李の権限を剥奪するかのような組織の新設も行なわれており、５年に一度の秋の党大会に向けて権力闘争が益々激化するのは必至かと・・・
（※写真はYoutubeから借用）




［写真No：a (4)］

　話はちょっと変わりますが、相撲の元横綱・佐田の山関が、今年2017年(平成29年)４月27日に亡くなりました。

　久しぶりに聞く前なので、懐かしく思いながら記事を見ていると、何と、相撲ファンで有な元フランス大統領・シラク氏も、案内をしていた当時の相撲協会理事長・佐田の山関も、実は『手指党(黨)』の党員だった！ことがわかりました。




［写真No：a (5)］

　ほら…


　※お断り：「中国共産党の分党、あるいは『手指党』の立党云々はフィクションです・・・